クックパッドアプリのMAUが増加しない理由
料理レシピサービスクックパッド
料理レシピサービス「クックパッド」はクックパッド株式会社が運営するサービスで、会員事業をメイン事業として行っている。
IRで気になったクックパッドアプリの利用状況
今回はIRを読み解いていく中で気になった国内の「クックパッド」利用状況、特にクックパッドアプリのMAUに注目して、増加させることはできるのかについて考察していく。
現状
国内の「クックパッド」利用状況は添付画像の通りになっている。
(引用:2016年12月期 決算説明会資料より)
見ての通り、スマートフォンブラウザのMAUは増加しているものの、アプリのMAU
は2014年以降、多少の増減はあるが、ほぼ横ばいになっているのが現状である。
ユーザーの利用シーンとして残りの食材で何の料理を作るのか「検索する」ことがメインであるような印象がある。
アプリではなくスマホブラウザを使う理由は下記2点ある
・アプリで有料会員になると月額費が少し高い
・検索メインなユーザーが多い
まとめ
アプリで使用するユーザーは十数%にとどまり、MAUを増加させられる可能性はかなり低い。増加させられたとしてもごくわずかな増加にとどまる。検索メインなユーザーが多く、そのユーザーはアプリではなくスマホブラウザやPCで検索するだろう。